嫌悪施設とは、その施設があることにより、住環境が損なわれる施設のことをいいます。
・窓を開けると一面に墓地が見下ろせる
・電波塔や高圧線の直下で電波の影響を気になる
・風向きで養豚場の悪臭が漂ってくる など
これらは、人によって気にならないこともあるため、明確な定義はなく、賃貸契約をする際も、すべての嫌悪施設の存在が説明されるわけではありません。
<住宅地近辺における主な嫌悪施設>
現 象 施 設
騒音や振動の発生 高速道路等の主要道路、飛行場、鉄道、地下軌道、航空基地、大型
車両出入りの物流施設 等
煤煙や臭気(悪臭)の発生 工場、下水道処理場、ごみ焼却場、養豚・養鶏場、火葬場 等
危険を感じさせる ガスタンク、ガソリンスタンド、高圧線鉄塔、危険物取扱工場、危
険物貯蔵施設、暴力団組事務所 等
心理的に忌避される 墓地、刑務所、風俗店、葬儀場 等
引用元 公益財団法人不動産流通推進センター
参照条文 宅地建物取引業法第47条(業務に関する禁止事項)
まとめ
嫌悪施設の存在は、気にする人にとってはストレスになります。
あらかじめその存在について調べておくと良いでしょう。
コメント